Philosophydinx理念

ドーピングから選手を守る

ドーピングはスポーツの尊厳を傷つけるだけでなく、選手自身の体を壊す危険性がある卑劣な行為です。
しかし、ドーピング違反となる選手の誰しもが意図的に行っているわけではありません。

事故や知識不足によって起きてしまう「うっかりドーピング」も多く発生しています。
ドーピング違反となった場合、たとえ意図的でなかったとしても、それを立証できなければ一定期間の資格停止処分が下されます。

本来、スポーツの尊厳や選手を守る役割であるはずのルールが選手を苦しめてしまう場合があるのです。
私たちは、ドーピングを未然に防ぎ、“もしも”の時にも選手を守るためのサービスを提供します。

dinxの使命

mission.01

ドーピングを防ぐことで、スポーツの価値を守りより良い社会の創造へ貢献します。

mission.02

意図的ではないドーピングによるドーピング違反で苦しむ選手を減らします。

mission.03

アスリートが平等に競い合えるようにクリーンなスポーツ界の構築に貢献します。

dinxのアンチ・ドーピング方針

ドーピングを防止する

国民体育大会からのドーピング検査が2023年から開始され、ドーピングの問題はプロ選手だけではなくスポーツをする全ての人が気をつけるべきものへと制度が変化してきています。
ドーピングを身近な問題として感じてもらうための取り組みを行っていくことで、ドーピングに対する人々の関心、危機意識を高めます。

“もしも”に備える

ドーピングをしないように気をつけることはもちろん大切です。しかし、意図せずに禁止物質を摂取してしまう“うっかりドーピング”が発生してしまうリスクは誰にでもあります。

“うっかりドーピング”をしてしまった場合に、意図的でないことを証明することができれば、ドーピングによる制裁措置を最小限におさえることができます。

「日本アンチ・ドーピング規程」によると、どのように体内に入ったのかを提示できなければ意図的でないことを証明できる可能性は、極めて低いということが明記されています。

JADAが発表している決定書をみてみると、意図的なドーピングであるかないかで資格停止期間の長さが大きく異なることがわかります。

2020_001事件 意図的でないことは立証できていない
  • 競技成績の失効
  • 資格停止4年間
2020_003事件 意図的でないことは立証できていないが、特定物質である
  • 競技成績の失効
  • 資格停止2年間
2021_001事件 意図的でないことが立証されている
  • 競技成績の失効
  • 資格停止5ヶ月
2022_001事件 意図的でないことは立証できていない
  • 競技成績の失効
  • 資格停止3年間
2022_003事件 意図的でないことは立証できていない
  • 競技成績の失効
  • 資格停止3年間

「2021_001事件」では、どのように体内に侵入したのかを特定できたため、意図的でないことを立証することができ、比較的資格停止期間が短くなっています。
その他の事例ではどのように体内に侵入したのかを特定できなかったため、意図的でないことの証明ができなかった、もしくは意図的なドーピングであったため、意図的でないことが証明できた場合に比べて資格停止期間が長くなっています。

dinxでは、個人もしくはチームでの医薬品の服用管理ができるシステムを提供することで、意図的でないことを証明するための証拠として提示することができます。