05.ドーピング・コントロールに意図的に妨害・介入した場合
更新日:2024年3月18日ドーピング・コントロールとは、ドーピング検査の一連の流れやTUE、検体分析、結果管理などの全ての段階および過程のことをいいます。
【違反行為に値する行為】
・TUE申請の書類、聴聞パネルに提出する書類を偽装したり、虚偽の内容を記載、提出、証言する
・検体の成分を操作する
・DCO(検査における検体採取の手続きを行うドーピング検査員)やシャペロン(ドーピング検査通達員)を脅す
・検体採取の妨害を含む
・検査キットを故意に壊す etc…
【資格停止期間の基準】
違反が意図的であったとJADAが立証した場合:4年間
違反が意図的でなかったことを違反者が立証した場合:2年間
※その他事件の内容によって、資格停止期間は変動します。
※参照:世界アンチ・ドーピング規程2021、日本アンチ・ドーピング規程2021(10.3.1項)